“髪質改善”で、デザイン壊してませんか?

こんばんは、LOWONIDA hair designの田中です。

よく耳にする「髪質改善」というワード。
気になっている方も多いのではないでしょうか?

今回は実際のお客様のケースをもとに、
髪質改善の落とし穴と、施術を選ぶ上で大切な考え方についてお話しします。

目次

お客様が体験されたこと

遠方から通ってくださっているお客様が、お仕事の都合で姫路に来られる日程が取れず、
それでも「カットやカラーはLOWONIDAで」と思ってくださり、次回来店までの間、扱いやすくする目的で地元で「髪質改善トリートメント」を受けられました。

元々は外ハネボブにレイヤーが入ったスタイルで、癖を活かした自然な動きがとても素敵なデザインでした。

ですが施術後は髪が真っ直ぐになりすぎてしまい、動きやボリュームが出にくくなってしまったとのことでした。

「髪質改善」の正体はひとつじゃない

僕自身も海外にいた期間が長く、日本に戻ってからこの言葉の広がりに驚きました。

実際に美容師同士で話を聞いてみると、

・高濃度トリートメントを浸透させるもの
・アイロンで熱処理を行うもの
・縮毛矯正に近い施術

など、内容はサロンによって大きく異なります。

つまり今回のお客様は、
トリートメントだと思っていた施術が、実質ストレート系の施術だったというケースです。

デザインにとって「質感」は最重要

もちろん癖を抑えたい方にとっては、真っ直ぐでボリュームが落ちることが理想の場合もあります。

ただ、今回のように
癖を活かしたデザインを楽しんでいる方にとっては逆効果になることもあります。

髪のデザインにおいて、質感はとても重要です。

一度ストレート系の施術をすると、カットだけで自然な動きや曲線を出すのが難しくなります。

一度変えた髪は元には戻らない

よくいただく質問が
「どれくらいで元に戻りますか?」というものです。

結論から言うと、
一度変化した髪は元には戻りません。

タンパク変性といって、内部構造が変わっているためです。

元の状態に戻すには、伸びた部分を切り続けるしかありません。

目安として、髪は1年で約15cmほど伸びます。

これはストレートだけの話ではありません。

例えばデジタルパーマをかけた場合も、時間が経つと根元とのバランスが崩れたり、
それをストレートで戻すことは可能ですが、それもまた自然な状態とは違う質感になります。

大切なのは「今」だけではなく「これから」

髪質を変える施術は、今だけでなく未来のデザインにも影響します。

髪質改善という言葉自体が悪いわけではありません。

ただ大切なのは、

・自分に本当に必要なのか
・どんな施術内容なのか

を理解した上で選ぶことです。

例えば黒染めなども同じで、一度の施術履歴が後々のデザインに大きく影響します。

その時は良くても、
「変えたくなった時に変えにくい」

これは意外と多くの方が経験されています。

LOWONIDAの考え方

LOWONIDAでは、その場の仕上がりだけではなく、

・これからどんな髪型を楽しみたいのか
・そのために今やるべきかどうか

そこまで含めてご提案させていただいています。

髪質改善をするかどうかではなく、その選択が未来の自分にとってプラスになるか。

この視点を少し持っていただくだけで、後悔のない選択ができると思います。

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