お客様と向き合う時間を大切に

近年「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉をよく耳にするようになりました。
それは美容業界も例外ではありません。

SNSでは
「カットとカラーで1時間15分で終わりました」
といった投稿や、時短テクニックの紹介も多く見かけます。

お客様の貴重な時間を無駄にしない為、といった言葉もありますが、
同時に
「今日は6時間だけ働いて売上〇万円」
「時間単価〇万円」
といった発信も目にします。

もちろん、早く終わることを望まれるお客様がいらっしゃるのも事実です。
ですので、すべてを否定するつもりはありません。

ただ、僕自身は少し違和感を感じています。

例えば、カット専門店のように「短時間」を価値として打ち出している場合は辻褄が合います。
しかし「丁寧なカウンセリング」と書きながら、予約は2時間なのにショートだから1時間半で終了する。

そこに僕は違和感を覚えます。

なぜなら僕は、お客様がご予約くださった時点でその表示された時間は、お客様の為に全力で向き合う契約だと考えているからです。

ですので時間内は「もっと良くできるところはないか」「修正できる部分はないか」考え続けます。

なぜなら僕は一度たりとも、自分の作ったスタイルが完璧だと思ったことがないからです。

美容師であれば、コンテストや撮影の経験がある方もいると思います。
制限時間内は最後までチェックして、微調整をかけ続けますよね。

ではなぜ、お客様のヘアスタイルだけは一発で完成と言い切れるのでしょうか。

少し極端な例ですが、入試で全て解き終わったのに見直しせず寝てしまうような感覚に近いかもしれません。

お客様目線で考えても同じです。

例えば60分のマッサージを予約して、リラックスしながらストレッチのアドバイスも聞こうと楽しみにしていたのに「これで十分効果があるので」と30分で終わったら、少し寂しく感じませんか?

2ヶ月に1度ご来店される場合、美容室に来られるのは 1日/60日 です。

残りの59日を快適に過ごしていただく為のアドバイスや、次の60日間を見据えたディスカッション。

その日の目先の15分や30分よりも、その先の59日をどう過ごせるかの方が大切だと僕は考えています。

僕自身も一人の客として考えた時、30分早く終わることより、各分野のプロが自分の為に時間を使ってくれる方に価値を感じます。

少しのアドバイスで日々の満足度が変わったり、知らなかったことを知れたり。

そういう時間の積み重ねが、生活の質を上げてくれると感じています。

綺麗になりたいのはもちろんですが、LOWONIDAに来てくださる時間の優先度が高いお客様に向けて、僕は技術を提供したいと考えています。

ご予約いただいた時間の中で、今自分にできる最大限の技術と知識をお届けする。

それがLOWONIDAのスタンスです。

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